日 時: 2015年1月28日[水] 18時〜20時
会 場: 東京問屋連盟 4階会議室
開催主旨: インターネットが生活の一部になった現代社会。問屋街も、その状況を踏まえた対応が望まれますが、積極的な取り組みを進めるところもあれば、まだまだインターネットそのものの理解に至らないケースも多いようです。そこで東京問屋連盟が主体となって、これまでインターネットについて消極的だった皆さん、なかなか勉強する機会がなかったみなさんを主たる対象として「分かりやすく・面白く・楽しく」をモットーに講習会を開催します。
第1回 概要:
インターネットの歴史を概観し、最低限必要な範囲の技術的な知識や用語、背景、エピソードなどについて学びました。要点はざっと下記の通りです。
- コンピュータは第二次大戦、インターネットは東西=米ソ冷戦が開発のきっかけとなった。つまり軍事技術が基盤になっている
- よって米国最高の叡智を集めて構築されたテクノロジーの集積。その結果として当然のように瞬く間に世界を席巻した
- インターネットは幾つかの画期的な技術的発明とその実用化(TCP/IP、DNS、HTML、WWW、MOSAICなど)によってスタートすることが出来た
- Hypertextの概念により情報間のリンクがクリックひとつで可能になったことがもっとも画期的だったと言える
- コンピュータもインターネットも日進月歩ではなく秒進分歩の勢いで今現在も進歩・発展・発達している
- インターネット(正確にはパソコンやスマフォで見るWebサイト)は文字・画像・音声/音楽・動画/映像の全てを扱える
- 全ての情報が蓄積され(=ビッグデータ)世界中で分散的に保存され(=クラウド)それらがインターネットによって有機的に結合している
- 地球上の全ての事象を漏れなくインターネット上に保存し検索・閲覧できるようにすることを目指す理想主義的な企業=Googleを始めとする米国先端企業の持つノウハウはとてつもないものであると改めて理解・認識しておく必要がある
- このような時代を便利と考えるなら、そして商売と結び付けるのが必然だと考えるのであれば学んで損はない、否、利用しないと言うことは有り得ない!
※言葉で箇条書きにすると非常に難しそうですが、それぞれについてホワイトボードとコンピュータ画面での実例を駆使しながらの解説がなされました
※次回=第2回は2月12日[木]です。奮ってご参加下さい!
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