皆様 新年あけましておめでとうございます。
弊連盟ホームページへご来訪頂き 誠に有難うございます。
新型コロナ感染症の拡大により例年実施しておりました賀詞交歓会を中止と致しましたので、代わって年頭のご挨拶をさせて戴きます。
昨年は新型コロナ感染拡大一色に染まり、多くの企業が苦境に陥りました。
問屋連盟も当初予定していた「個店を強くする」活動を含めてほぼ全ての活動の縮小・中止が余儀なくされました。組合員の皆様が集う年次総会も人数を制限するなど縮小しての開催となりました。
それらの代わりに、加盟各社のキャッシュフロー対策として国・都・区などの助成金・補助金・融資制度などの仕組み・事前に準備する資料などのタイムリーな御連絡、御提供に努めることに終始しました。
問屋街の各社は生き残りのために必死の努力を致しましたが、残念ながら仲間の何社かはその歴史を閉じると結果となり断腸の思いです。
しかし…
この未曽有の危機も、いずれは解決されると信じております。
この原稿を書いているのは12月下旬まさに年の瀬ですが、英国・米国でワクチンの接種が始まったとの朗報がありました。また、日本でも日の丸ワクチン・治療薬の開発が進んでいると言う報道を耳にします。
皆様がこの記事を読まれる新年１月は日本ではワクチン接種開始までは行かずに三密を避けた感染拡大防止を図っている時期であり、相変わらずの不景気が続いていることとは思います。
ですが、今こそ最大のチャンス、最大の商機ではないでしょうか？
思い切った活動や行動に制限がかけられている反面、物事をじっくりと考える余裕がある今この時こそ、会社の贅肉を極限まで削り、来るべき景気回復基調になった時の攻撃態勢に備える時間があります。ポスト・コロナ時代の世界における全く新しい営業戦略を立案する時間があります。
令和３年には夜明けが来て、我々の商材への需要は回復・拡大するはずです。特にコロナ禍で外出を控えていた多くの人々が、その反動で積極的に外出して、自由を、着飾る楽しみを実践・実感するものと思います。
この需要を積極的に取り込むべく、お客様から選ばれる付加価値をご提供する個店・街としての「問屋街の復活」を図りましょう。
失った令和２年を取り戻しましょう。
令和３年は捲土重来を期しましょう。
そして夜明けの訪れを皆様と共に、勝利の美酒と勝者のツマミで喜びたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。
