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2016.10.27[木] 掲載
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問屋街活性会委員会・オープンカレッジ これまでの講習会=「デジカメ教室」「Adobe Photoshop教室」「Adobe Illustrator教室」を踏まえて、東京問屋連盟加盟商社各社の「これまでクリエイティブには手を出してこなかった」「外注任せだった」みなさんでも、デジタルなクリエイティブ・ツールで様々な販促ツールなどを自製できるようになるための実践講座第一回!
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*写真の修正:Adobe Photoshop 自社でデジカメで撮影した写真をチェックして補正/修正します。撮影時点の工夫も重要です。 |
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元データ。持ち手にテグスが映っている。ホリゾント(背景)が綺麗ではないので「抜く」必要あり | ||||||||||||||||||||||||
Adobe Photoshopで処理後。この時点でドロップシャドウを付けることも出来るが今回は後でAdobe Illustrator上で処理する(他も同じ)。 | ||||||||||||||||||||||||
元写真。上下が切れているのが一番の問題。ショルダーストラップのテグスを消す必要あり。カバン本体と背景色に差異がないので自動では抜けない。 ★撮影する時は「商品の周りの余裕を見ること」「商品の色の反対色の背景色にすると抜き版が簡単に出来る」! |
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Adobe Photoshopによる修正/補正後。このバッグのポイントであるアルミ蒸着素材の質感を特に強調。カバンに傷があるが今回は直していない。 | ||||||||||||||||||||||||
元画像。右端が切れている。全体にピントが甘い。 | ||||||||||||||||||||||||
修正後。右端の切れている部分を「創る」。ピントを上げる。コーデュラナイロンの質感を強調。文字がハッキリ読めるようにする。 | ||||||||||||||||||||||||
元画像。サイズが小さすぎるので本来はこのままではどうやっても印刷には使えない。 | ||||||||||||||||||||||||
修正後。ネット印刷入校時に「解像度が足りません」と言う警告が出ること必定だが講習会用なのでこれが限度。 | ||||||||||||||||||||||||
*社名ロゴの修正: 社名ロゴのデータに問題がある場合は補正/修正を施します。 |
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元データ。「SINCE 1911」は打ち文字だが、☆印とロゴは清刷りをスキャンしたものらしくジャギー(ガタガタ)が目立つので、このままでは印刷物には使えない。 | ||||||||||||||||||||||||
元データをPhotoshopフォーマットで書き出してからAdobe Illustratorに配置(貼り付け)し、ライブ・トレースを行った結果。ジャギーが無くなり看板サイズまで拡大しても大丈夫。 | ||||||||||||||||||||||||
*テキスト・データの修正: ヘッドコピー、キャッチコピー、リード、本文、商品情報、会社名などについて事前にテキスト・エディターでチェック。全角・半角の統一、外字の有無、誤植チェックも忘れずに! |
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メールで届いた元原稿。 | ||||||||||||||||||||||||
コピー、商品情報、会社情報の順に並べ替え。不要な空白などを除去。全角・半角の統一などを行う。最後段はマスターさんのWebサイトからゲットしたキャッチフレーズ。社長の写真と一緒に使用する。 | ||||||||||||||||||||||||
*レイアウト&デザイン: 準備ができたフライヤー/チラシの構成要素=写真・ロゴ・テキスト=をAdobe Illustrator上で実際に配置します。 |
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全ての画像データをアートボード上に適当に並べる。サイズはどうにでもなるので最初はあまり気にしないこと。今回作成のチラシはA4縦サイズなので十文字のガイドを引いてバランスを見る。 | ||||||||||||||||||||||||
元原稿ではテキストの扱いに区別がないので「一番のポイント」となる部分をヘッドコピーとして強調させてみる。赤い背景が用紙からはみ出ているのは裁ち落としで印刷するための余裕。 | ||||||||||||||||||||||||
フッター部分に社名、住所、電話番号、メールアドレス、URL、中央にロゴを配置。書体は同じでサイズとウェイトを幾つか選ぶと統一感のあるデザインとなる。上の状態をテンプレートとして保存しておけば他の商品に応用が効く。 | ||||||||||||||||||||||||
リード文を強調表示。この状態もテンプレートとして使える。 | ||||||||||||||||||||||||
商品写真をレイアウトしてみる。他のオブジェクトとの前後関係や重なり具合は自由自在に調整できる。勿論、カバンの画像サイズも調整できる。 | ||||||||||||||||||||||||
商品に立体感を持たせるために「ドロップシャドー」効果を加える。なお、左下=社名の上の部分にわざと「空き」を設けてある。 | ||||||||||||||||||||||||
商品名・品番・説明を載せる。空きスペースに社長の写真入りのメッセージをレイアウト。文字の位置などはいくらでも変更可能=試行錯誤可能。 | ||||||||||||||||||||||||
完成したフライヤー・サンプル | ||||||||||||||||||||||||
*ネット印刷でオンライン注文 | ||||||||||||||||||||||||
これはグラフィック社。TVで頻繁に宣伝しているプリントパック社も同様。 | ||||||||||||||||||||||||
メニューから「A4フライヤー」→「PDF入稿」を選び、用紙を選択するとページ下にロット別の料金表が表示される。納期を短くすると割高になるが、とにかく、これまでの印刷の常識をくつがえす低料金である。しばしばキャンペーンをやっているので、それを狙うと更に安価にプリントできる。 | ||||||||||||||||||||||||
プロが作成したAdobe Illustratorの入稿用原稿の例 (c)貝印株式会社 | ||||||||||||||||||||||||
特別企画セミナー/講習会 アーカイブ・リスト |
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特別企画セミナー/講習会 アーカイブ・リスト |
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撮影/文責:問屋連盟通信Web版編集部 |
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