東京問屋連盟では11月27日、航空自衛隊百里基地で開催された航空祭へのバスツアーに参加した。
百里基地航空祭はとても人気のあるイベントで、毎回多くの人が押し寄せ、周辺道路も大渋滞となるが、幸い往路は大した支障もなく、開始時間には基地内駐車場に到着することができた(ただし、帰路は大渋滞、20kmに3時間)。
予報が悪く心配していた空模様も、開催時間中はほぼ雨に降られることなく、航空機の飛行も無事行われた。
おなかの底からビリビリと響く爆音を轟かせ、上空を高速通過したり、急上昇・急旋回といった機動力を披露する戦闘機を間近に見る迫力は、航空祭ならではのもの。呼び物のブルーインパルスの、さまざまに隊形を変えながらの編隊飛行は、まさに圧巻。各機の間は驚くほどに近く、自衛隊エース級パイロットの技術に魅せられた。
会場には高級カメラ機材を携えた人も大勢いて、航空機が通過するたびに、争うようにシャッターを切っていた。若い女性航空ファンの多さはちょっと意外でもあったが、彼女たちは、通称「空見(そらみ)ちゃん」と呼ばれているらしい。
地上の展示も、F4・F15・F2戦闘機、T1・T4練習機、空中給油機、攻撃・救難ヘリコプター、パトリオット迎撃ミサイル、と数多く、F4実機のコックピットへ乗り込めるコーナーもあり、大人から小さな子供まで、年齢性別を問わず、大いに楽しめるイベントだと思う。
首都圏防衛の任にあたる航空自衛隊百里基地の各部隊に、頼もしさと親しみを感じた一日だった。