華のお江戸のTonya-Town 横山町・馬喰町 良い街・良い品・安い品
協同組合 東京問屋連盟
東京問屋連盟について
協同組合 東京問屋連盟
れんめいカードについて
協同組合 東京問屋連盟
問屋連盟通信
協同組合 東京問屋連盟
問屋街マップ
協同組合 東京問屋連盟
東京問屋連盟 - 加盟商社一覧
協同組合 東京問屋連盟
東京問屋連盟 - 売り出しカレンダー
協同組合 東京問屋連盟
お問い合わせ
問屋連盟通信
 加盟店ニュース | 問屋街ニュース | イベント情報 | 経営指南 | 図書室 | その他 | 広告協賛企業一覧 | 問屋連盟通信について

今宿博史の 舌鋒繁栄
No.12
「問屋街」が問屋街であるためには、
問屋業としての使命を果たさなければならない!
 〜新しいタイプのビジネスを生み出そう〜
(問屋連盟通信Web版 書き下ろし原稿 - 2015.12.30[水]
問屋連盟通信 - 経営指南 - 今宿博史の舌鋒繁栄「問屋街」にこだわってみようではありませんか?

問屋街各社は、問屋業にこだわり続けようとする意欲はあるのでしょうか?
 あえて数字をあげつらうことはしたくはないが、このところ問屋業の廃業が急激に目立ち始めている。自前の大きな店舗を構えておられる企業さんも、改築に際しては上部の階層をマンションとされる傾向が強い。店舗部分は、下の2〜3階で十分との考えだ。つい最近まで「玄人の街」「素人さん、お断り」との意地を張る気力も失せてしまい、素人さんでも売れればいい、あるいは過去のように「営業マンによる売込み」ビジネスに転換しようとされる前向きの企業さんも増えてきたと聞く。「待つ」から「攻める」営業への転換だ。
 直営店を経営される問屋さんも増加し始めた。

(1)「待つ営業」では限界があるとは、かねてから主張してきた。「攻める営業」は人的投資を伴うこともあり、リスクは高いが売上を維持するだけの工夫は期待できる。
 ただ、しっかりしたルートを持たないと諸経費を賄いきれない。クルマに現物を積んで馴染の小売店で商品を入れ替える(消化仕入方式)作業は、よほどの手練れでないかぎり成功の見込みはない。管理体制がしっかりしていないと余計なトラブルに巻き込まれる恐れも出てくる。小売店チェーン店でも本社仕入を強化しており、アパレル企業による「個店売込み」を排除し、厳禁する指令を出す企業が増えている。わきを固めているのだ。
 「ヤッパ!人だなぁ」となるが、こういう力仕事をやる人材も少なくなっている。小売業のだらしなさに嫌気がさし、アパレル卸企業自身が「指導しよう」との姿勢だ。間違いではないが、資金、人材、商品開発力等で再び過去と同じ“落とし穴”に落ち込む可能性は大きいと感じる。

(2)問屋街での、借り物の建物での営業はあまりにも家賃リスクが大きく、採算の取れる売上高は不可能との見方が有力ではある。とても「建物」を借りてまで出店する魅力はない。来街者を具体的に数値化しているとは思えないが、確実に減少していることは、例えば、新道通りに立ってみれば見事に端から端まで見通せることで証明できる。地方の小売店さんも減少の一途であるし、インターネットでの仕入が可能となれば、わざわざ交通費を支払ってまで馬喰横山に足を運ぶ意味もない。同じ1日を費やす時間のムダも考えねばならない。「落穂拾い」の可能な海外勢メーカーの商品は無視できないための来街となる。
 問屋街の来街者の傾向を見ると、東京都内が断然多く、埼玉、千葉、茨城方面と近県が主である。古くからの優良顧客をお持ちの企業さんとは異なり、比較的新しく出店した企業さんに「素人さん、お断り」は厳しく、どうしても一見のお客さんが頼りとなる。また、理・美容関係の企業さんの「売り出し日」等は、素人さんとは言い辛いところもあり、数はまとまらないものの案外有力なお客様として頼りになる。
 この事例は、問屋街に立地するという「問屋の集積効果」が表れている。このお客様方は、もちろんメイン顧客とはならないだけに歯がゆさは残るものの問屋街ならではの有難さだ。ただ、全体としては、問屋街としての理念である「個店主義」のために、問屋街トータルとしてのビジネスには貢献しないのだ。
「個店主義」は、自前の建物があり、マンション経営での安定収入があっても、商品開発力にはなんら貢献はしないだけに、いずれは不動産を中心としたビジネスに転換していくこととなる。「個」から「集団」へと問屋街の力を結集しなければならない。

(3)個店主義から「問屋街トータル主義」は成り立たないのだろうか。お互いのお客様を紹介し合い、共に成長していくというコラボレーション営業の実現だ。
 「参加しない」という個店として力のある大手企業さんは参加しなくてもいい。問題は、従来の(協)東京問屋連盟や横山町奉仕会を構成する理事長、常任理事等の企業さんが企業として傑出しているために、問屋街としてのコラボレーションが不可能だ、とも言い切れる。自社だけでやっていけるのだから、事業面でのコラボレーションなど必要はないのだ。その力のある企業さんが問屋街のリーダーを務めているところに、皮相的な見方だが、街の発展が阻害されているとも言えるのではないか。
中小・零細の企業同士が一体として新しいタイプの組織を構成し、積極的に共同して卸売事業を推進していってはどうだろうか。弱小の1社だけでは無理だが、弱小の何社かが集まることで有力な大手の小売店チェーンやGMS、あるいはインターネット専業企業と互角のビジネスを展開する可能性が生まれる。外部の専門家の支援も得やすいし、数の力で新しいタイプの商品も開発できるだろう、ビジネスの工夫も生まれる。
大手流通企業や、配送業者の支援も受けられることになろう。黙って消えていくよりも、「声を上げること」が重要だ。個々の努力には限界(家族経営)はあるが、百社規模が集合すれば大きな声で叫ぶことも可能となる。
本棚シリーズの『権力の終焉』(モイセス・ナイム著)を読んで欲しい。権力は、ドンドン分散化していく。ファッションの世界も大手アパレル支配から解き放たれた中小・零細・個人が主役の時代を迎えている。これにはネットの力が大きく貢献する。SNSの発展は止まるところがないのだ。
何もかも、自分たちのリスクでやることはない。大手流通企業や他業態の企業グループとの連携も生まれるだろう。支援を要請してくる大手企業グループも声を上げるだろう。 人口減少社会は、すでに現実のものである。成熟した日本経済にとっては、成長ステージのあり方が急速に変化していくはずだ。大量生産・大量販売に馴らされた現時点の大人たちとは異なり、これからの世代は、多品種少量生産が当たり前の時代を迎えることとなる。
 問屋街も、将来を「マンション住宅地」とすることなく、“活気あふれた商売の街”として残すべく「今からの将来図」を持つべき時が来ている。

(執筆者:今宿博史 - 経営支援アドバイザー)

お問合せ「問屋連盟通信」編集部
お問い合わせはこちらから

東京問屋連盟 - 貸会議室
東京問屋連盟 - カラーコピーサービス
東京問屋連盟 - 連盟サービス券のご案内
東京問屋連盟 - 経営相談
←
Å©
↑
→
↑
東京問屋連盟について 協同組合 東京問屋連盟 れんめいカードについて 協同組合 東京問屋連盟 問屋連盟通信 協同組合 東京問屋連盟 問屋街マップ 協同組合 東京問屋連盟 東京問屋連盟 - 加盟商社一覧 協同組合 東京問屋連盟 東京問屋連盟 - 売り出しカレンダー
協同組合 東京問屋連盟
リンク集
協同組合 東京問屋連盟
個人情報保護方針 協同組合 東京問屋連盟 お問い合わせ
華のお江戸のTonya-Town 横山町・馬喰町 良い街・良い品・安い品
れんめいカード
協同組合 東京問屋連盟
無断転載複写を禁ず
(c) Copyrights Association of Tokyo Wholesalers All rights Reserved.