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問屋連盟通信タブロイド版掲載 No.1

問屋連盟通信 - 本棚(書評集)「ファッションが危ない」〜繊維産業への告発状
浜野 安宏著
ビジネス社刊・昭和50年
(1300円)


繊維産業衰退の中で

 前号で紹介させていただいた同じ浜野氏の著書です。ファッション業界では、もはや過去の人のように思われてはいますが、その舌鋒は今なお迫力があり、ハッとさせられることが多い名著と言えるでしょう。

 この著作は浜野氏が、当時盛り上がりつつあった「ファッション産業」なるものが、「繊維産業」とイコールであった大紡績・大合繊企業(いわゆる「川上」に当たる)の急速な衰退の中で、抱き合い心中をさせられたのではかなわない、との強い危機感の中で書かれているのです。

 著者浜野氏は、“繊維業界への告発状”として「三年前、繊維とファッションとかごちゃごちゃの実体のない業界らしきものから足を洗った私がファッション業界につれもどされたかっこうになったのは、ファッション産業までも道づれにしようとする繊維産業にひそんでいた古い体質が表面化し、やけくそな行動や、無責任な発言がめだつようになったことにがまんできなくなったからである」(原文から)と述べられています。

 “繊維とファッションは手を切れ”というのが、この著作の核心です。

アパレルメーカー台頭

 この著作を読み解くには、昭和50年を境にして米国から輸入された既製服=「アパレル」なる用語の存在に注目する必要があります。

原糸メーカー主導時代の問屋業は、「原糸メーカーのブランド品代理店」、あるいは「仲継商」という存在にすぎなかったのです。ところが、日本国内の衣料消費の拡大で、百貨店や急速に規模を拡大し始めた「鈴屋」に代表される大型専門小売業の発言力が強まり、商品を供給すべき問屋業への期待が一挙に高まっていった時期に当たります。

「アパレルメーカー」の誕生と急速な発展の始まりです。

その意味で、この著作は、衣料消費の既製服化に伴い、従来の問屋業がアパレル産業に変質・発展していく端境期を象徴する歴史的一冊といっても過言ではありません。

繊維産業は、「川上」と称された原糸メーカー主導の時代が終わり、問屋=「アパレルメーカー」がその主導権を奪取します。言い換えれば、繊維は「輸出から内需の時代へ」と変質したのです。

ファッション産業は生活産業である

 浜野氏の多くの著作には「アパレル」という言葉はありません(アパレル産業という言葉自体、一般化していなかった)。

 しかし、氏の卓越したファッション理論は“ファッション産業は生活産業なのであり、繊維産業とは別ものだ”という強い信念によって貫かれています。このことは、繊維産業≒アパレル産業、となった現在においても変わることはないはずです。

 ファッション産業における歴史的一書です。


評者=今宿博史(経営コンサルタント)

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