THE 77th TOKYO NTERNATIONAL Gift Show Spring 2014
第77回 インターナショナル・ギフトショー 春 2014
http://www.giftshow.co.jp/tigs/78tigs/index.htm

写真レポート：

今回のギフト・ショーのテーマは、『創造と発見、世界に広げよう新しいギフトの輪』。
主催は、(株)ビジネスガイド社　インターナショナル・ギフト・ショー事務局、春秋各1回の開催で、今回は77回目を数えます。広大な“ビッグサイト”東西全ホールを埋め尽くす出展社のブースと商品に圧倒されます。開催日3日間フルタイムでも、とてもすべてのブース・商品を見ることは不可能です。バイヤーは、狙いを決めて、しっかり商談を行い、また新しい商品との出会いを楽しみつつ取引開始のチャンスを掴むわけです。もちろん、海外からの出展もあり、年々増加しています。

東4〜6ホールは、
(1)“住まいを彩り、心を豊かにする” 様々なインテリア商品中心、
(2)日本独特の繊細なデザイン・ちょっと気の利いた演出の施された日本ブランド商品に加えて、
(3)今まで、見たこともない世界の画期的な輸入雑貨が揃い、かなり魅力的なゾーンでした。
「日本から世界へ」と、「世界から日本へ」への、まさにグローバリゼーションの時代を感じさせてくれました。
この【東5ゾーン】には、(株)シモジマさんのコーナーが一際精彩を放っていて、お伺いしたのが、初日の朝にも関わらず早くも多くの来客で賑わっていました。
＊シモジマさんのプレスリリースはこちら

同社業態開発部の松永和也さんにお話をお伺いしました（右下写真）。「商品は“east side Tokyo　蔵前”のフラワー資材、花器・ドライフラワー、ラッピング資材などが人気で、欧州からの直輸入品中心です」とお忙しい中、対応いただきました。

西展示棟1階は、アパレル、ファッション雑貨と美容・健康商品、アイデア雑貨で構成されており、新味に欠けるかな？とも見えましたが、賑わいはありました。西展示棟4階は、なんといっても今、注目の『Sense ＆ Design』をコンセプトに、現代の生活者に新しい価値観を提案するフェア・ゾーンです。最新のデザインアイテムから、売り出し中の新進気鋭のクリエイター達のコーナーに魅力がありました。これからの成熟社会を象徴するであろう「住まい」をハイセンスにするための、生活雑貨、ファブリックから、リビングアイテム、さらに食卓・キッチンをよりスタイリッシュに彩るゾーンだけに、多くの来場者を惹きつけていたようです。

この【西4ゾーン】には、松野屋さんが出展されています。
楽しい松野屋さんのオリジナルの商品群です。店頭では社長様自身がミシンがけで帆布バッグの製作中でした。次々とお馴染みさんらしい来展者から社長に声がかかり、松野屋さんの人気のほどがよくわかりました。

なお、東京ギフト・ショー今回のグランプリは、(株)学研教育出版のエコー・スマートペンでした。
（参考上代 ¥24,000。商品の特徴： 専用ノートに書いた文字と音声を同時に記録し、デジタル化して保存・共有ができる高性能・多機能ペン）

問屋連盟通信Web版編集チーム 編集後記：
前日に降った雪で寒い中、2014年春のギフトショーを取材して来ました。会場はとても１日では回りきれない程の広さと大勢の人で活気がありました。また、桜や新緑の装飾もあり、一足早い春を感じました。会場内では出展者の方々がとても温かく対応して下さり、写真撮影も快く承諾して下さいました。また、早くもオリンピックを見据えた日本のお土産商品や色鮮やかな春を思わせる商品が多く並び、暖かい春が早く来て欲しいと願うばかりです。
今回、ギフトショーを取材して強く感じたことは、ひとつひとつの商品が世の中に出るまでには、本当に沢山の人が関わっているということ。そして、メーカーの方もバイヤーの方も、その商品を購入していただいた方に、いかに喜んでもらえるかという熱い気持ちを持って参加しているということでした。
さて次のギフトショーでは、どんな商品が出品されるのでしょうか？今から期待の気持ちで盛り上がります。